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胃が無くなったって 旅する

Stomach
05 /18 2018
ブログを始めて1ヶ月、お蔭様で世の中に飛び出せて
少し大人になった⁈気分です。
お目に留めて下さった方、どうもありがとうございます。

自分の体験した事が、少しでも誰かの役に立つかもしれないと
恐る恐る始めたブログですが、重い重い、、、
言葉の重みを感じて、自分の傲慢さを恥ずかしく思う毎日です。

文章は拙く、勝手な事ばかり並べて取りとめもありません。
私は今は元気なのよ、すごいでしょう、
そんな事ばかりつぶやいている気がします。

快く思われない方もいらっしゃるでしょう。
誰かを傷つけているかも、そう思うと怖いです。
そう、自分が可愛いので、傷つくのが怖いのです。
今はコメントも受け付けないように設定しています。

いえ、コメントを受ける余裕もないのです。
一人で一喜一憂して「もらって」しまうのも怖いのです。

病気に好かれた私の言う事なんか、
誰も耳を傾けてくれないかも、とも心配しました。
でも、どんな事でも良いから経験した事を教えて
と、涙ながらに頼まれた2回目の入院生活を思い出します。
私も同じでした。
どんなに些細な事でも、どんなにネガティブな話でも
経験者に教えてもらうと、患者同士で励みになりました。
不安だらけの闘病生活が、不安だらけではなくなりました。

病名を卒業しているはずなのに、今でも不安はあります。
癌に罹りやすい体質なのではないか、
食生活は、生活は、考え方は、又何か襲って来るのではないか。

そんな時は、先輩方のブログを参考にさせてもらっています。
医療関係者の方も、闘病中の方も、ご家族の方も、
皆さん、とても力強く語っておられて心強いです。
怖い内容も簡単に調べられる時代ですから「ぶっちゃけた部分」も逆に勇気をもらえます。
どこかの皆様♪いつもありがとうございます。

「いんたーねっとてくのろじー」に弱いので、ブログの作法もわからず、
家族に教えてもらって懸命にPCを操作しています。
いわゆるITネイティヴの「ヤング」がいない家庭なので、
余裕がなくて困ったものです...

こんな私ですが、どうぞよろしくお願い致します♪皆様と共に♪

20180516233921730.jpeg
あイがなくても 10日間旅して来ます



胃袋が無くなったって 飛ぶ!

Stomach
05 /15 2018
1998年3月4日、病名がわかって母と食事した後、
会社の健康管理室へ結果を報告に行きました。
「大丈夫、今度は復帰の時に会いましょう」と
看護婦さんが励ましの言葉をくれました。

復帰…復帰なんてできるのかな
身体が資本のこの仕事に戻れるくらい、本当に元気になれるのかな…
でも何年掛かってでも復帰して、もう一度飛びたい。

当時はあまり意識していませんでしたが、私の会社は
病気休業の制度と、復帰後の支援体制が整っていたため
安心して治療に専念する事が出来ました。

手術後にどれだけ食生活が大変になり、
どれだけ痩せてどれだけ体力が無くなるのか、
悪い予想しか出来ませんでしたが、
私は自分の身体を治す事だけを考えていれば良いのです。
こんな有難い事はありません。

両親がいる、夫がいる、
まだ子供はいないけれど、もし子供がいたら
自分の病気より心配でどうしようもなくなる…
親不孝で甘ったれた新人患者は
自分の恵まれた立場にまだ気付いていませんでしたが、
なるべく早く元気になって、皆を安心させようと真剣に奮い立っていました。

窓から離陸する飛行機が見えました。
次に飛行機に乗れるのはいつだろう、
なるべく早く復帰できるように頑張ろう、心に誓いました。
今の体調なら、今これからでもフライト出来る感じだったので
当分フライト出来ないのかと思うと、やはりとてもさみしい…

フライトに復帰するという目標が持てたので
初めての病名にしては、前向きにヤル気のある患者になれそうでした。
泣いてばかりでないから、ヨシとしましょう。

よく噛もう 忘れていては なりませぬ

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若い人の癌・もしも良い事があるとすれば

Stomach
05 /13 2018
癌専門病院で、いわゆる癌の宣告を受けた帰りに
同席してくれた母に、中華料理をご馳走になりました。

「手術すると当分、こういう油っこい物が食べられなくなるのよね」
「食べられるようになったら、又、食べに来ようね」

母と2人で食べた料理は美味しかった♪いっぱい食べた!
胃薬のお蔭で胃の痛みはなくなったものの、
癌らしいとわかってから何を食べたのか、食べたかったのか、
思い出せないくらい、食欲はいつもと違っていたようです。

幸い、私の胃袋は食べ物を受け付けないくらい
癌が大きくなっている訳ではなく、
ただ気分的に食べる気が失せていたのでしょう。
入院して手術をするまで、今のうちに
当分食べられそうにないものを、しっかり食べておこうと話しました。

癌の先輩である母は、私にとって、とても頼もしい存在でした。
「病気自体は心配だけれど、先生方を信じて
治る事だけを考えて頑張りなさい、出来る事は手伝うから」
逆に、家族を心配させまいと私が無理して元気に振る舞うのではないか、
そちらの方が心配なのだそうです。

「ひとつくらい病気がある方が、自分を大事にするから健康でいられるわよ」
駅の改札口での別れ際、力強い言葉をくれました。

ごめんなさい、お母さん、心配掛けて。
笑顔で送ってくれたけれど、母の背中は小さくなっていました。

もし私が癌で死ぬとして、もしも何か良い事があるとしたら…
眠れない夜に懸命に考えました。
ひとつだけ、答えを見つけました。
それは、人生で最もつらい事のひとつ
=親の死に際に合わなくて済む…
それなら人生に諦めもつくかもしれない…

なんという子供じみた、甘ったれた事を考えたのでしょう、
今思い出しても、自分に腹が立ちます。
文字にするだに恐ろしい。
愛する家族に囲まれて、ひとり逝きたいとでも思ったのか、
とんでもなくバカげた悲劇のヒロイン…

いいえ、私は母の子、力強い子、
親より先に逝くなんて事は絶対にしません、
さっきまでのはナシ!
絶対に親を泣かせるような事はしない!

手術で弱って食べられなくなって、少し心配させてしまうけれど
必ず元気になるから待っていてね、
母の背中に言いました。

呆れるくらいのスピードで元気になってみせる!
それくらいの気概がなければ、又、泣いてしまいますからね。
泣いている姿は見せません、もう泣かせません。
気合いだけは十分なので、泣かなくなりました。

それにしてもバカな事を考えたものです。
耳障りな言葉ばかりで失礼しました。

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いわゆる告知 いわゆる宣告

Stomach
05 /12 2018
いわゆる宣告 いわゆる告知

1998年3月4日、先生からの検査結果を聞きに行く日が来ました。
病院からは家族を連れてくるように言われていませんでしたが、
母が一緒に聞いてくれる事になりました。

会社の健康相談室で検査を勧められてから、電話で話しただけで
両親に会うのも久しぶりでした。

家族の同席の許可を得て、診察室に入りましたが、
先生は今日も、しっかり顔を見てくれません。
最後の望みをかけて話を聞きに来たけれど、
もう言われる事はわかっているつもりでした。

「CTの結果をみると、肝臓への転移もないようだね」
ほんの少しの安心の後、
「手術が必要です」
そう言われた瞬間、母が少し跳び上がり私の方を見ました。
座っている私の膝は、10cm位跳び上がりました。

これが世にいう告知、宣告でした。
20年経っても鮮明に憶えています。

この時、先生は病名も余命も言いませんでしたが、
やはり癌だったんだ、と肩を落としましたが
先生の方を見て「はい」と返事をした途端、
目の前がすごくスッキリ、クリアになりました。
事実が明らかになったせいでしょうが、
さあこれから大変になる、と闘争心が湧いて来たようです。

もう先生も私の目をしっかり見て、丁寧に説明してくれました。
取り敢えず私に必要な事は、手術を乗り切る事です。

入院はベッドが空き次第、
手術の時期と方法については、超音波内視鏡で再度
検査してから決まるという事でした。

「癌といっても初期だからね」
クリニックで見つかった場所とは別に、もう一箇所ガンがありました。
粘膜の下で繋がっているのか、個別のものかはっきりさせるために
再度の検査が必要なのだそうです。
胃は3分の2切除するのか、全部切除するのか、
まだわかりませんでした。

当時はまだ、インフォームドコンセントが大切だと言われ始めた頃で、
胃の手術と言えば、胃潰瘍があると言って患者に希望を持たせ
本当の病名はひたすら隠される事が多い時代でした。
癌は、イコール死に直結する病名で、イコール絶望でした。

ところがこの専門病院では、患者にしっかり病名を伝えて、
治療の目的も内容も理解させる病院だと、入院してから聞きました。
だから外来患者の人達も、意外に落ち着いて見えたのかと思いました。

もちろん例外もあり、インフォームドコンセント率は90%で
中には病名を伏せられて入院する患者さんもいたそうです。
まだまだ、いえ今でも怖い病名です。

胃の手術をするって、どんな後遺症があるのだろう…
不安しかありませんでしたが、嫌でも手術の日がやって来ます。
逃げる訳にはいきません。
私の中のガンが大きく育たないうちに、早く取り除いてもらおう!
昨日までの、惨めで哀れな気分でいた私と違って、
エネルギー溢れる自分がいるような気がしました。

癌を宣告されて、泣き崩れて歩けなくなる…
そんなドラマみたいな事にはなりませんでした。
その日から、私もれっきとした⁈ガン患者になってしまいました。
院内をコソコソせず、堂々と歩かなければなりません。
泣いてなんかいられません。

自分だけが不幸で大変な事になったと思っていたけれど、
世の中には、もっと大変な思いをしている人達がたくさんいます。
自分を応援してくれる周りの人のためにも頑張らなければ、
やっと、そう思えました。
そして、この病院には一緒に戦ってくれる人達も沢山いる気がしました。

とても恵まれた環境で闘病生活が始まる事になりました。

腸君よ、いつも頑張ってくれてありがとう♪ よく噛みますね
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とことん悲しむ・入院前1998年

Stomach
05 /11 2018
癌専門病院とはいえ、まだ小さな希望を抱いて
癌ではありませんよう、毎日祈りながら検査結果を待っていました。
心の中の重苦しいものは、胸の辺りをシクシクさせて
胃薬で調子の良くなったはずの胃袋も、だんだん元気がなくなってきました。

目が覚めたら「ガンじゃなかった」という夢を
毎日のように見ました。
入院してからも、昼寝している時も、目が覚めるのが怖かった…

動いていないと落ち着かないので、電車に乗って遠くの整体院へ通う事は
楽しみのひとつでした。
整体院の帰りに下町情緒漂う街で、昔ながらのうどん屋さんで昼食にしました。
実は、うどんを食べる気になったのは一年ぶり位。
ここ一年、胃が痛くなるので汁物の麺類は食べられませんでした。
クリニックでもらった胃薬のお蔭で痛みが改善してきたので、
食いしん坊の欲が復活して、好きなうどんでも久し振りに食べて
気晴らししようと思いました。

美味しい♪関東風のしょっぱいうどん♪

帰り掛けに、店員さんに
「お客さん、もしかして胃が悪いの?」と聞かれました。
え?なんで?何でわかるの?
「手術するの?」とまで聞かれて「はい、多分」と返事をしました。
よほどが胃腸が悪そうな顔でもしているのでしょうか。
「そう、若いのにねえ。気を付けなさいよ」と
初めて会った、中年のおばさんに言われてしまった…

胃腸の調子が悪くたっていい、
うどんくらい食べられなくたって構わない、
ガンでさえなければ…

そんなふうに思っていたから、本当に胃腸の働きまで悪くなって
顔に出ていたのでしょうか。

整体へ通って痛みのあった膝は軽くなったのに、気分は重い…
きっと私は表情もなく、全身から不幸そうなオーラを出していたのでしょう。
おしゃれをするようにしているし、化粧もしっかりして
颯爽と歩いているつもりだったのに…

駅では、雪でダイヤが乱れているとアナウンスが流れていました。
明日はCT検査で朝早いから大事を取って、帰りはグリーン車で帰ろうと
グリーン券を買って車両に乗り込みました。
ところが私のすぐ前で席がうまってしまい、次の電車に変えようとしても
グリーン車自体が混雑して降車も出来ず、
高い券を買ってまで、立ったまま満員電車で帰らなければならなくなりました。

なんて不運なこと、なんて不幸なこと、
電車の席に座れないだけで涙が出てきました。
これから近いうちに死ぬかもしれない人間に、神様は優しく最後の1席くらい
空けておいてくれたらいいのに…

とても惨めな気持ちで、醜い顔をしていたことでしょう。
そう、私の精神状態は最悪でした。
毎日の生活も人生も、全てが思い通りに行かないというもどかしさ、
そう、自分で自分を不幸にしていました。
どうせ若くして死ぬんだから、もうどうなったってイイや、
と全て投げやりになっていました。
たかだか電車で座れなかったくらいの事で、
悲しくて哀しくて仕方なかったのです。

ガンかもしれないとわかってから泣いたのは、
この日がクリニックで検査を受けた日以来でした、
あまり泣いていなかったのです。
でも、この日の涙は汚かった…嫌な思い出です。
20年経った今でも、こんな日もあったね、仕方なかったね、
と自分を慰める事しか出来ません。

くそみそな思いで生きている人がいるかもしれません。
絶望の中、涙でボロボロの人がいるかもしれません。
でも、言葉で慰める勇気も自信もありません。

気の済むまで泣いて、吐き出して、出し切って、
そんな事があっても良いと思います、自然な事です。
良い事も悪い事も、色々あるのが人生だと
口にするのは本当に簡単だけれど、
そのままストレートに受け取る事は、当人には簡単ではありませんから。

その日は泣いても全然、楽になれなかったので、泣くのをやめました。
そうしたら少し楽になったような気がしました、
が!
やはり気のせいで、やはり悲しい事は悲しい…とことん悲しみました。

こんな思い出にお付き合いさせてしまい、失礼しました。

よく噛んで身体を大切にしましょう♪
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胃切除後に食べてはいけないもの

Stomach
05 /08 2018
手術後に病院で出る食事=
絶食→おもゆ、流動食→五分粥→三分粥→普通食。
ここまで来て、少しずつ全体量を増やすように食べる練習をした後の、
主に退院後の話になります。

胃を切除した後に食べてはいけないものは何ですか。
食べない方が良いものはありますか。
食べたら困るものなんてあるんでしょうか。

答えは「ありません」

何を食べても、可です。OKです。

1998年3月に手術してから4月末に退院するまで、
入院中に先生や看護婦さんに聞きまくりました。
術後の食事について書かれた本も読み漁り、調べましたが
特に食べてはいけないものは何もありませんでした。

私の入院した癌専門病院では、部位別?に病棟が分かれていて
私のいた階には、胃がんが原発の人が入院していました。
既に何年も前に入院手術した人もいて、
談話室では先輩患者さんからも、色々と話を聞く事が出来ました。

その中で、ひとつだけ避けていると言われる食材がありました。
コンニャクです。

腸の掃除をしてくれるという優秀な食材、コンニャク。
カロリーもほとんどなく、当時は特にダイエット食としても人気食材でした。
おでん、煮物、田楽、きんぴら、鉄板焼、炊き込みご飯の具等など、
白滝ならすき焼きにも欠かせません。
華やかではないけれど、日本人なら馴染みのある食材です。

あわや腸閉塞かとなった時、思い当たった食材がコンニャクだった
と、ある先輩患者さんが言っていました。

でも、それだけ、
あとは特に何も気にしていない、よく噛むだけ。
食べ物の好みは変わったけどね〜、と
誰に聞いても答えは同じでした。

よく噛んでも、噛みきれない食材はあります。
野菜の皮、肉の塊、魚の小骨などは
よーく噛んだ後でも、口に残ります。
噛みきれないもの=よく噛んだ後に口に残るものは、
飲み込まなければ良いのです、残します。

看護婦さん曰く、食物繊維はよく噛めば、
一部は他の食材と口の中で混ざり、唾液と共に食道へと流れて
腸で栄養が吸収されるようです。
当時はまだ、食物繊維が第6の栄養素として捉えられ始めた頃で、
効率良く消化吸収を助けてくれる食材だから
よく噛んで食べていれば大丈夫よ、との事でした。
よく噛めば最高級の消化液+唾液も沢山出るし。

誰でも、大きな魚の骨を飲み込んでしまったら
消化途中でどこかに引っかかってしまうかもしれないし、
お餅が喉につかえた、とお正月にニュースになるし、
噛む事さえ気を付けていたら、食べられるものは
手術前と大して変わらないと考えて良いと思います。
もちろん、食べる量がなかなか増えなかったりして課題ですが。

術後5年位で、イイ気になってお餅を2切れ食べた時、
ちょっと失敗した事がありあました。
たとえよく噛んで小さくして飲み込んでも、
食べる間隔を開けて、もっとゆっくり食べるべきだったと反省しました。
しばらく怖くて5年位、お餅は遠ざけていましたが、
食べたい衝動に負けて、1切れまでと決めて挑戦しました。

どんなにゆっくりでも、磯辺巻きなど単体で食べる以外に、
お餅はお汁粉、お雑煮、鍋料理など汁気や他の沢山の食材が一緒で、
紛れ込みやすいのか、膨張しやすいのか、
どうも失敗しがちでした。

術後15年位からは、ゆっくりなら2切れオッケーになりました。
但し、一緒に食べる他の具材が多い場合は1切れだけ、としました。
お団子も2個、もしくは一串、で抑えています。
一緒にお茶を頂きたいので、ゆっくりゆっくり。

忘れた頃に失敗しがちです。
たまに振り返って、自分を別方向から見てみたら答えが出ます。
少しづつ少しずつ、ゆっくりゆっくり。
何でも可!OK!オッケー!
本当に幸せな事です。

噛むのに時間が掛かったら、飲み込むのを待ってみよう♪

20180508190827f5c.jpegお家でも お皿に乗せて 黒文字添えて 小出「山野草」

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あイのない食生活の言い訳

Stomach
05 /06 2018
胃なし脾臓なし胆嚢なし生活20年の言い訳です。

52歳の現在は専業主婦として夫のサポートをするのが仕事ですが、
夫は泊まりの仕事が多く、月の3分の1位は一人暮らし状態です。
 
おひとり様の食生活は、重要臓器3ナシの身体だけを考えれば良いので
自由気ままなものです。
でも夫がいる日は、外出先では摂りづらい野菜たっぷりの
家庭的なものを作るようにしています。
ええ、夫がいる日は飯炊き生活です。

いわゆるグルメではありませんが、勧めてもらったもの、
話題の店や、身体に良いと言われるものは肯定的に捉えて
たまに取り入れるようにしています。

美味しいもの情報は、あちらこちらから方向から入ってくるもので
あれやこれやと試してみたくなりますが、
胃袋があったら、もっと楽しめるのになあ...
と諦めざるを得ない時もあり、今でも時々虚しくなります。

50歳を前にした時、人生の先輩に興味深い話を聞きました。
「もう不味いものは食べたくない。
一生で食事できる回数は限られているのだから
一食たりとも無駄にしたくない」

私も大いに同感です。
この平和な時代の日本に生まれたのですから、
とことん美味しいものを味わって
とことん人生を楽しんで
そして人生を終えたい、そう思います。

でも現実は不可能な事ばかりで、
お金も必要だし、何より健康な心と身体がなければ叶いません。
どうせ私は胃袋がないし…と、少しひねくれる。

生き物は、生きていくために食べる事が必要です。
でも生きていくために必要な事は、食べる事以外にもたくさんあります。

点滴の栄養だけで過ごした時期も長かったし、
小さな子供でも動物でもできる「食べる事」が出来ない自分が
可哀想で不憫に思う時もありました。
そんな事を思う自分が、実は一番情けなかった…

これ以上体重が減らないように頑張って食べた自分、
早く元のように食べて元気になってほしいと願う家族、
その時その都度、食欲を満たす以外に
生きていくために、食べる事に真剣に向き合っていたはずです。

その先輩の話を聞いた頃から、私は食べる事に固執するのをやめました。
生きるために、人生をより良く豊かに楽しくするために、
「食べる」という事の重要さと素晴らしさを
目の前にある、そのままの現実を大切に頂きたいと思います。

そう、たとえ不味そうでも⁈毒がなければ頂きます。
たとえ何かが足りなくても、緊急でなければ頂きます。

な〜んて、美味しいもの情報があれば飛びついてしまう
只のミーハーなのですが。
しっかり生命活動が出来ればヨシとします。
1日24時間、おまけして36時間位の間に、栄養のバランスが摂れたら完璧です。

食事の用意をするのが億劫になったり、
ひとりの時はテキトーでいいやあ、とか
これってただの更年期のせいかしら。

もといっ、食べられる事の有難さをよくわかっているはずなので
小さな小さな食生活を大切にしていきたいと思います。
もちろん美味しい物しか食べたくありません。

あイのない生活は、食べる事にわがままです。

何でもよく噛んで食べましょう♪

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食べる時の心掛け・その2

Stomach
05 /05 2018
胃なし脾臓なし胆嚢なし生活20年の言い訳です。

胃袋がないと、お腹が空いたのかどうかわからなくて
でも頭はすごく食欲が湧いて不安になり、ちょくちょく何かをつまみます。
知らないうちに低血糖状態になっていると怖いですし、
何かつまむと、心と身体に栄養が摂れたようで安心します。
安心するために食べているのかな。

手術後は日に何度も分けて食事するように指導を受けますが、
日常生活では、特に仕事中や外出先では不可能な事も多く、
周りが事情を知らない限り
隠れてコソコソしてしまいがちでした。

正しくよく噛むと、食べ物を飲み込むまでに時間が掛かるので、
会話しながらの食事は、空気も飲み込んでしまう事もあり
未だに、心許せる人としか楽しめません。
心許せる人以外の方と食事する時は、口に入れる量を最少限にして
食べる量を少なくします。

出されたもの、美味しいものは残したくありません。
全部頂きたいので必死に噛み、そうすると会話ができず
でも会話をしたいので、早く飲み込もうとしてしまい...失敗

以上の失敗を避けるために、とにかく良く噛む!ひたすら噛む!
よく噛めば、最上級の消化液「唾液」がしっかりと良い仕事をしてくれて
消化吸収が上手くいきます。
結局これが一番です。

よくある失敗のひとつに、下痢があります。
ストレートですね、英語にしましょうか
diarrheaダイアリア…もっとスゴイ響きだ。

きちんと摂れるはずのせっかくの栄養が、トイレで残念賞〜
になってしまうと思うと、ちょっと悔しいのです。
過剰はいけないけれど、足りないのは困るので
下痢の症状を引き起こさない程度にしっかり食べて、
普段から暴飲暴食を避ける事が重要ですね。
誰でも当たり前の事です。

嬉しい事に手術後10年位で、プチ暴飲プチ暴食が出来るようになりました。
敢えて挑戦する必要もないですが、
随分食べられるようになったなあ、と成長できたようで嬉しい…
けれど、たまに失敗するの…過信は禁物ですね。

気をつけよう 暴飲暴食 早食いは

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金沢は小出の「山野草」。 和菓子は植物性の安心感があります。

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食べる時の心掛け・その1

Stomach
05 /03 2018
胃なし脾臓なし胆嚢なし生活20年の言い訳です。

普通とはちょっと違った食生活をしているだけですが、
通常の「食べる出す」正しい消化吸収ができるよう、以下を心掛けています。

胃袋がないと、まず早食い大食いができません、
ゆっくり食べます。
黙ったまま、ただモクモクとモグモグと。

早食い大食いをすると、食道から先の消化器官がびっくりして、
食べたものが逆流したり、
大きく動いたり引っ張ったりして、主人を苦しめる事がよくあります。

繊維の多いもの、噛みきれないもの等は
特に悪さをするので、よーく噛んでから飲み込みます。
健康な人でも消化されず、そのまま便として排泄されてしまい
せっかくの栄養価も逃してしまいます。

脂分の多いものは、すぐに下痢や消化不良を引き起こすので
摂る量に気を付けています。
胆嚢を取った後、管理栄養士さんによる食事指導を受けて
脂でも油でも種類は問わず、脂分は量で考えるように言われました。
もちろん脂分は必要なものですので、品質が良く料理に合うアブラを選びます。

食事中の水分摂取も気を付けます。
水分は消化管で滑りが良く?どこまでも速く進んでしまうため、
一気に飲むと、左脇腹の背中方面辺りをダーッシュしているのがわかります。
水を入れたホースのように、腸がシュルシュルッと勢いよくしなる感じです。

冷たい飲み物も、いきなりゴックンと飲むと、
かなり深くまで染み込む感じがあります。
痛む時もあり、とにかく不快です。
熱い飲み物は火傷してしまいそう、怖いわあ。
水分は・食後に・しばらく経ってから

術後20年経っても、たまに失敗するアホな私の言い訳でした。

IMG_7201.jpg
金沢は小出のお菓子 山野草

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深呼吸で正しいおまじない・あイのない生活1年目

Stomach
05 /01 2018

1998年2月26日
癌専門病院での精密検査から帰宅すると、嬉しい電話が♪
仲の良いJALの後輩♪私の膝の具合を心配してくれていました。
「膝は相変わらずなんだけど、ちょっと大変な事になりそうなの」」
何でも話せる間柄、話を聞いてもらいました。

彼女はなぜかよく不遇な事で鞭打ちや腰痛、
風邪もよくひいて不定愁訴の塊みたいな所があり、
笑いのネタにする位?!健康上の悩みを抱えていました。
ところがこの日はとても元気で、声まで明るい。
病院だ、針だ、接骨院だ、と
乗務員の中でも目立って美しい外見からは
およそ縁遠そうな所へ通っていた彼女でしたが、
近所の整体治療院に通い始めたら、急に調子が良くなってきたそう。

その整体なら、私の膝の悩みにも効果がありそうと
お薦めの電話をくれたところでした。
せめて膝の痛みや、背骨の歪みも矯正したいと思っていたので
早速紹介してもらい、翌日出掛けていきました。
そして何かにつけ動き回っていたかったのです。

カイロプラクティックと整骨院の小さな看板が掲げてあり、
指導する先生は柔道整体師で「気」を送りながら施術してくれるらしい。
え?「気」?
不思議系が苦手な私は、アヤシイのかなと思いつつ通う事にしました。

施術費が驚く程良心的で、先生の温かいお人柄と確かな技術で人気の治療院、
何より、あの疑い深く飽きっぽい後輩が?!心底信頼している先生なんて
初めてお目に掛かった程です、納得。

胸椎の何番、腰椎の何番がずれて曲がっていて、
生理不順、膝痛、そして胃腸、特に胃の反射区に問題があるらしい。

施術の後は膝が抜けるように軽く、程良くぬくぬくしていました。
「気」は邪念がいっぱいある私には、始めは良くわかりませんでしたが、
先生の案内通りに呼吸をして、
上手に「気」を取り込むようにイメージすると
自分の中の悪い細胞を壊す事ができる...
強い心と強い身体になれるような気がしました。

目をつぶって深呼吸するとリラックスできて
身体が芯まで温かくなるというアレ。
自分の呼吸すら真剣に向き合った事がなかったので、
効果の高さに新鮮な驚きを感じました。

その後、入院して看護婦さんから手術に備えて
深呼吸の仕方と体位の変え方の指導を受けた際、

お腹を手でそっと押さえて、
目を閉じて、鼻から吸って口から細く長く吐く...

上手に出来るよう、時間を掛けて何度も教えてもらいました。

手術後も痛みが強い時などは、
「深呼吸してみましょう」と言う看護婦さんの声を思い出して
大丈夫、落ち着いて、
ゆーっくり深ーく呼吸して、救われました。

深呼吸をすると、身体の中では血液もリンパ液も「気」も流れて
痛みや苦しみが穏やかになる、間違いないようです。

内視鏡検査の時の「首の力を抜く」時、
首に意識を向けて(口では出来ないから鼻で)呼吸すると
痛みも苦しさも治まったのと同じでした。
「私の首さん、大丈夫よ、落ち着いてね」
自然と「気」も流れたのかも。

以来、おまじないのように
ちょっと深呼吸...と心を鎮めて
身体にパワーが発生するようにしています。
集中力のない私でも、出来るようになりました。
困った時の呼吸法=深呼吸、頼りになります。

私のいた航空会社の救難訓練では、非常時、
大丈夫!落ち着いて!とお客様に案内します。
機内の仕事中に忙しくて、皆てんてこ舞いしている時など、
大丈夫!落ち着いて!
と乗務員の誰かが声を掛けてくれて、
皆、我に帰って!?そうだね~と、落ち着いて対処出来るようになります。

又、飛行機の離着陸時は
緊急事態に備えて、イメージトレーニングを励行しています。
もし緊急事態になったら、このドアをどう開けて
どうお客様を早く脱出させるのか等、
頭の中で手順をリマインド再確認しています、もちろん笑顔で。
着陸時など疲れてボーっとしてしまいそうですが、
客室乗務員は保安要員という事を忘れません。

大丈夫、落ち着いて、深呼吸、
「おまじない、信じていないけど、悪くない」
五・七・五
深呼吸はおまじないでもありませんね。

よく噛んで食べていますか

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義母から金沢のお菓子が届きました

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hinomaruko

整理収納アドバイザー1級を持つ50代の元CA客室乗務員です。
31歳で胃全摘出するも、元気でフライトしていました。
43歳で右乳癌で休職中、早期退職しました。
まだ後遺症はあるけれど、元気にたくましく生活しています。