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お手洗いの使い方 * フライトで学んだ事

フライトの事
11 /17 2018
飛行機のトイレに案内板が貼ってあると思います、
「次にご使用になる方のために、シンクを簡単にお拭き願います」
最近ないのかもしれませんが。

どうでしょう、ある日べっぴんさんの後にトイレに入ると
歯磨きした泡がそのまま、タオルを使わずパッパッと手をはらったのか水浸し
え、この便座で、、、なんて事、想像したくありません。
あのべっぴんさんったら、いつも汚れているお手洗いをお使いなのね、
って事になりショックです。

自宅の話ですが「汚部屋出身」の家族でさえ、
汚したらトイレットペーパーで拭ってくれています。
その気遣いが嬉しいではないですか、ありがとう感謝だわ♪
ついでに掃除用のアルコールの在り処も教えてあります。

汚れたらその場で、その都度、処理するだけ。
自分も楽だし、次に使う人も気持ち良く使えるでしょう。

機内トイレのこのプレートに、JALの誇りを感じてしまいます。
もちろんこんな表示はないに越した事はありませんが、
昔の日本のJALにしかできない、さりげなくお願いする方法だと思います。

JALのトイレは世界一とずっと言われ続けてきました。
最近よく使われる「おもてなし」、JALでは昔から当たり前です。
お互いが気持ち良く、日本人が昔から持っている普通の気遣いですね。

お客様のお蔭もあるのです。少しの気遣いを大切にしたいです。

非常食 そして備えよ * フライトで学んだ事

フライトの事
09 /09 2018
職場だった関空、痛々しい姿が可哀想でなりません。
スタッフの人達の頑張っている姿を想像しています。
友人の多い北海道を思うと、目頭が熱くなります。

日本では関東大震災の起こった9月1日に避難訓練がなされたり、報道などでも呼び掛けがあって、防災意識が高くなります。避難訓練が終わったら、はい終わり、とも言われますが、この避難訓練は決して無駄ではないはずです。

私の入社するより前、中南米のホテルで、これから日本に帰国する乗務員がロビーにいた時に大きな地震があり、周りの宿泊客が大騒ぎする中、日本人は冷静で周りに声を掛け合って安全な所に身を隠すなどしていたそうです。その地震を経験した先輩は、子供の頃からの避難訓練のお蔭よねと話していました。

私は南の島で、停電を経験した事があります。電気や水道が使えず、スーパーでは品切れ続出、冷蔵庫が切れたので食料が傷み始めました。別の所では大型サイクロンでホテルに缶詰、ホテルのレストランも閉店して何も提供してもらえず、こちらも食料が不足してきました。又、日本が悪天候で帰国できずに延泊したなど、ハプニングは様々です。
そんな時に備えて、非常食と予備の下着等をいつも携行するよう教わりました。

ダイバートといって、悪天候などで飛行機が着陸出来ない時、代替地に着陸します。天候の回復を待っても不可能な場合もあり、十数時間のフライトの後など更に数時間、お客様も乗務員も疲労困憊、逆にハイな状態になります。
そんな時に備えて、「捨てるのは最後の最後」と教わりました。まだ提供していない余った食べ物や飲み物は廃棄せず、非常食として取っておくのです。代替地から本来の目的地まで再出発できれば、飲食物の搭載もあるのですが、通関などで時間が掛かったり、搭載されない場合もあります。ドライアイスで入念に食品を保冷したり、氷の作り方も教わりました。

自然災害の多い日本では、昔から集団で助け合って生きてきた理由もわかります。周りに迎合し過ぎと見られがちですが、周りにも迷惑を掛けないようにして、お互い様という気持ちの表れだと思います。

旅行先でもハプニングはあるし、いつ何時どうなるかわかりません。常に備えよ、とは言い過ぎかもしれませんが、昨今の日本を見る限り常に備えておくしかありません。

防災情報は積極的に入手して、まず自分の身の回りを整え、いつでも周りの人にも手を差し伸ばせるようにしていたいと思います。

「ついで」の効用*フライトで学んだ事

フライトの事
07 /18 2018
飛行機のお手洗いに時々、お忘れ物がありました。

うん、便器の中とか、FLUSHしきれなかったみたい。
あまり深く考えないで、流します、FLUSHします。

ちょっと化粧直しに、と入ったそのトイレは、普通にきれいな状態でした。
化粧を済ませ、さっと流しを拭いて出ようとした時に
「ちょっと待った、念のため」と便座を開けたら、あれまあ見事な落し物、、、ということがありました。匂わなかったのが幸いだったか。

便座を開けずにこのまま出たら、次に使う人に「今出てきた乗務員の落し物」と誤解されかねませんものね。大変だわ、考えるだけでも赤面してしまうっ。

念のため、ついでに、と点検&確認する事は大切ですね。
自分のためにも、次に使う人のためにも、さっきまで使った人のためにも。

お家でも外出先でも同じです、見落としはないかしら、もっと出来る事はないかしら。気付いたらその都度、考えないで行動に移す、例えばこの場合、さっとひと拭き&チラッと確認。汚れや乱れ、変化や不調、色々と気付くはずです。

男だ女だと言っている時代ではありませんが、やまとなでしこたる日本女性はちょっと違います。
気付いたら、何も言わずに手を動かし、何事もなかったかのようにサラッとやってのけるのが、日本女性だと思います。やまとおのこより、潔くしなやかでしょうか。

ほんのひと手間、ついでにひと手間掛けてみる。
ついでに、と行動したら、次への、未来への、余裕さえ出てきます。

hinomaruko

整理収納アドバイザー1級を持つ50代の元CA客室乗務員です。
31歳で胃全摘出するも、元気でフライトしていました。
43歳で右乳癌で休職中、早期退職しました。
まだ後遺症はあるけれど、元気にたくましく生活しています。